徹底した環境配慮へのこだわり

廃棄物保管ピットに加え、焼却炉本体も建屋で覆い、建物外観は壁面緑化を実施する等、環境に配慮した施設となっています。また今回導入した竪型火格子式ストーカ炉では、助燃装置は焼却炉立ち上げ時に廃棄物を着火するだけに使用し、通常運転では廃棄物の持つ熱量だけで燃焼が継続する為、化石燃料を無駄に使用することがなくCO2削減に貢献でき焼却処理が可能となります。

機器配置図

高効率に発電させる焼却の前処理

今回新たに破砕・選別施設を併設しました。廃棄物を破砕・選別する事により、ガラス、金属、がれき類の不燃物を取り除き、有価物の回収を図ると共に、焼却する廃棄物の粒度を整える事により効率よく燃焼させ、高効率に発電させる焼却の前処理が可能となっています。