松前町のこども環境学園のみなさまが松山バークに来訪され、施設見学を行いました。

こども環境学園のみなさまは、松山バークへ来訪される前に松山市西クリーンセンターを見学しており、家庭から出ている可燃ごみの行方とお父さんお母さんが働いている会社から出る産業廃棄物の行方の両方を学ぶことができました。

松山バークでは今年1月に新焼却炉が竣工し、初めての小学生の社会科見学対応となりました。研修室で案内DVDを視聴後、実際に各施設を見学して頂き廃棄物が適正に処理されていく行程を間近で感じて頂きました。

破砕選別棟やごみピットでは、廃棄物の多さやそれらを一気に運ぶ巨大な重機、クレーンの迫力に興味津々でした。あまりのごみの多さに、普段からの分別やごみの削減の重要性を感じて頂けたと思います。

松山バークの焼却炉では、燃料をほとんど使わず廃棄物から電気を作っており、焼却時に発生した排ガスも薬剤処理等を施し無害化しております。ただ廃棄物を処理するだけではなく、環境への配慮を最大限に高めた最新の設備は、こどもたちの今後の環境に対する考え方に大きな影響を与えることができたのではないでしょうか。

施設見学後には研修室で振り返りクイズを行いました。みなさん関心を持って案内を聞いてくれていたようで、どの問題も積極的に手を挙げて答えてくれました。

最終問題では松山バークの60tまで量ることができる計量器を使って、こども学園のみなさんの重量を当てていただきました。重機での記念撮影も行い、記憶に残る思い出になったと思います。

今回の見学を機に、環境問題やSDGsにより関心を持っていただけたら嬉しいです。

本日はお越しいただき、誠にありがとうございました。